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月間特集 地域メンタルヘルス連携会(第8回)

高齢者の自殺防止にむけての早期発見

連携会の様子
連携会の様子
熊本市障がい保健福祉課医療主幹 井形るり子先生熊本市障がい保健福祉課医療主幹
井形るり子先生

スキルアップトレーニングの様子
スキルアップトレーニングの様子

平成22年11月6日(土)に、第8回メンタルヘルス連携会を開催いたしました。熊本市内の介護支援専門員・社会福祉士・看護師など、高齢者の福祉や医療に携わる専門職の方々が50名近く参加され、『高齢者の自殺防止にむけての早期発見~介入治療から地域で再び暮らすためのサポートを考える~』をテーマに、活発に話し合いがもたれました。

高齢者の方々は、身体疾患の苦痛を抱えるだけでなく、うつ状態も体験されることが多くあり、その状態から認知症と間違われることがあります。また、老年期には身体的・経済的・社会的・心理的な喪失体験から大きなストレスを抱え、さまざまな要因が複合的に重なった場合に「自死」の危険も高くなるといわれています。

‘うつ病’の可能性があるのに、治療を受けていない高齢者の方々をいかに早期発見し、そして早期治療につなげるかが重要です。そのためのサポートシステム作り、具体的には、精神科医療・一般医療・高齢者福祉の3者のネットワーク構築と連携強化の必要性について、熊本市障がい保健福祉課医療主幹の井形るり子先生をお招きしてご講演いただきました。

後半は、当院のスタッフ20名も加わり、老年期うつ病評価尺度(GDS)を使った面談技法のロールプレイイングでスキルアップトレーニングをしました。

今後、ネットワーク強化によってきめ細やかなサポートができることが期待されます。

地域メンタルヘルス連携会