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月間特集 理事長室から

2011年(平成23年)年頭所感

桜が丘病院 理事長 堀田宣之

桜が丘病院 理事長 堀田宣之

皆さん、明けましておめでとうございます。恒例により新年のご挨拶と年頭所感を申し上げます。

まず、平成22年度の経営収支については、1~3月の状況にもよりますが、昨年度と同じ程度の黒字決算に持ち込めるという予想です。しかし収支決算は結果であって、最も重要なことは、病院の運営体制が、私達の目指す方向・ポリシ-に沿って動いているか否かです。本日は、この点に絞ってお話を致します。

最優先課題である『病院の近代化とうつ病治療の体系化』のプロセスと進展の度合いにつき、私なりの評価を申し上げます。

まずハ-ド面からの評価では、1年程の遅れがみられます。これはご存知の通り、外的要因、つまり耐震関係の審査の遅れに基づくものです。横井副院長はじめ工事関係諸氏は非常な努力を続けられていますが、役所との調整に振り回されてきました。しかし、待ってばかりでは埒が明かないので、出来るところから工事着工を開始する決断を致しました。

次にソフト面ですが、これには幾つかの要因が重なり、私の予定よりも進展がはかばかしくない状況が続いています。この最大のものは上述の本館の増築ならびに改修工事の遅延ですが、形が整わないとそれに依拠するサ-ビスの提供も停滞してしまうという典型例でありましょう。喫緊の懸案としては、麻酔科医を含め医師のマンパワ-の低下、看護師不足、その他いろいろございます。このような医療機関につきものの恒常的問題に対して、私達はそれぞれに懸命な努力を続けていますが、もう少しいろいろな工夫も必要であろうと反省しつつ、将来に向けての諸々の対策を考慮しているところであります。

平成22年度は当院創立50周年にあたり、それに合わせて、記念事業:本館の増築・改修、記念誌発刊、記念講演会を昨年11月末に行う予定でしたが、残念ながら叶いませんでした。それでも、計画は挫折することなく進んでおります。広報活動としてのホ-ムペ-ジも立派に再編され、記念誌も年度内には発刊の目途がついています。

かくして、平成23年度は桜が丘病院の新しい門出の年・タ-ニングポイントになると私は期待していますし、そのためにはいろいろな苦労も伴います。職員の皆様方にもこの事をよく認識頂いて、希望を持って業務に勤しんでいただきたいと念じる次第です。