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月間特集 桜が丘病院に入職して

桜が丘病院に入職して

医療社会事業部 心理士 松村麻希

平成23年4月に桜が丘病院に入職し、3ヵ月が過ぎました。この3ヵ月は、各病棟やデイケアにおいて研修を積む期間であると同時に、当院の職員の一員として、今後どのように働いていくのかを考える大切な時間となりました。

まず4月当初は、新しい環境に慣れることに精一杯でした。しかし、病棟でお会いする患者さんの笑顔に励まされ、スタッフのみなさんが色々なことを丁寧に教えてくださって、桜が丘病院の一員として、頑張っていこうという気持ちが日増しに強くなりました。入職するまでは、心理士という専門職として頑張らなければと強く感じていましたが、入職後に感じたことは、心理士である前に社会人であるという自覚が必要だということでした。社会人としてどうあるべきか、ということを意識すること、そして、人間として幅広い視野を持つことが必要だと改めて感じています。

患者さんにとっては、新人もベテランも関係ありません。そのため、新人の私は患者さんのために何かしなくてはと意気込みすぎることもありますが、こちら側の思いの一方的な押し付けにならないように、患者さんと一緒に考えるという姿勢を大事にしていきたいと考えています。

当院では、多職種が治療に一同に関わるチーム医療が行われています。チーム医療においては、各スタッフの連携が大切だということはよく言われることですが、スムーズな連携のためには、日々の何気ないコミュニケーションが大切であるということを感じています。また、自分の意見をどのように伝えれば、他のスタッフに伝わりやすいのか、など自分のスタイルを作っていきたいと考えています。

また、心理士としてどのような役割が求められるのか、患者さんを支援するためにチームの一員としてどのような立場で関わっていくかなどを考えながら業務に取り組んでいます。心理士の業務は、心理検査やカウンセリングなど個別対応が中心となりますが、実際に個別対応で関わることのできる患者さんは限られてしまいます。直接関わることのない患者さんに対しては、患者さんに関わるスタッフとの話し合いなどに参加し、臨床心理学的観点から意見を述べることも大切な役割だと感じています。

これからは患者さんに寄り添いながら、患者さんが持つ力を発揮していただけるような心理士を目指してさらにスキルアップしていきたいと思います。そして、桜が丘病院の職員として、患者さんの支援を続けていけるよう、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。