ご挨拶・理念

理事長あいさつ

桜が丘病院は、堀田宣之 前理事長を中心としてこの10数年間、「病院の近代化と機能分化」を推進してきました。機能分化については、うつ病の治療に特化した精神科急性期病棟54床と一般うつ病専用病棟52床を運営しています。精神科クリニック等から通院中の方々の中で入院治療が必要になった人々をご紹介頂き入院治療を行います。スタッフは訓練された医師、看護師、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士の多職種から作られたチームがその方に最も適した医療をカンファレンスで決めています。入院から退院まで原則として同じスタッフが担当することになります。治療をする上では、病棟の環境も重要です。当院の病室はゆっくりと落ち着けるように広く作られております。その他にも、ゆったりとソファーに座って中庭の樹木を眺めて寛いだり、静かに読書のできるスペースを設けております。入院治療でうつ病から回復した方々は、入院前に通院していたクリニック等で通院治療を継続して頂くこととなります。このシステムはクリニックと当院とが互いに補完しあう合理的なものと考えます。

また、熊本市中央区新町の地に新町メンタルクリニックを併設しており、桜が丘病院と密接な連携を取りながら通院治療にも大きな力を注いでいます。うつ病以外にも社会の要請に応える必要から、精神科的医療の必要な人々に経験豊かなスタッフが揃った2つの病棟を用意しています。これらの病棟では、現在まで様々な薬物治療やその他の治療法で改善できなかった治療抵抗性統合失調症の方々に最後の切札とでも言うべきクロザピン(商品名クロザリル)での治療を導入しています。クロザピンは効果的な薬ですが、副作用に十分に注意を払う必要があります。他の薬品に比べると使用方が難しい点がありますが、平成27年から薬剤師を含む多職種のチームで安全に使用して効果をあげています。最近では熊本県外からの病院からの紹介患者さんも増えてきました。

以上のように、桜が丘病院ではうつ病の専門的治療を中心に、社会的な要請に応えて統合失調症の医療、更にはこれら以外でも精神医療を必要とする人々に医療を提供していきます。更には、病院で患者さんが来るのを待つだけではなく、患者さんの所に出かけて行く医療を展開するために訪問看護ステーションを2か所に増やしました。私共は多くの方々のお役に立つことを誓うと共に、関係諸機関の方々のご協力をお願いする次第です。

特定医療法人富尾会 桜が丘病院
理事長桂木 正一

院長あいさつ

平成もとうとう一区切りを迎え、5月からは新しい元号のもとで皆さんの生活も再スタートを切っているだろうと思います。当院でも今後の病院のあり方を模索し、平成30年度から「2つのビジョンに基づく3つのプロジェクト」というものを開始しました。それは最長で5年を要するものなので、プロジェクトの成果が目に見えるようになるには新元号の5年目まで待たなければなりません。その中心となる『地域移行推進5か年プロジェクト』というのは、簡単にいうと、病院スタッフをアウトリーチ仕様に再教育しつつ将来の病床数削減にも備えるというもので、国が主導してきた「入院医療中心から地域生活中心へ」という基本方針にも沿ったものです。

ところで、このプロジェクトを進める上で予想していなかった新たな出会いもありました。それは国内におけるリフレクティング普及の第一人者でもある、熊本大学大学院教授の矢原隆行先生との共同研究が実現したことです。リフレクティングはナラティヴ・アプローチやコラボレイティヴ・アプローチと並んで昨今何かと話題になっているオープンダイアローグの源泉のひとつともいわれ、今後様々な場面での応用が期待されている考え方です。当初はアウトリーチの現場に導入するだけのつもりでいたのですが、最終的に病院全体の改革と連動させることにしました。これは全国的にも珍しい新しい試みになるでしょう。

もちろん、従来から当院が目標としてきた「うつ病に特化した機能分化」という方向性も今後さらに推し進めていく予定です。現在、専門的な治療としては修正型ECTに加えて治療抵抗性の統合失調症に対するクロザピン投与も可能ですが、さらに研鑽を積み新しい治療オプションを加えていきたいと考えております。また、平成30年8月にはサテライト診療所として『新町メンタルクリニック』を開設しました。こちらの方も是非ご利用頂けると幸いです。新しく生まれ変わろうとする当院を今後ともよろしくお願い致します。

特定医療法人富尾会 桜が丘病院
院長小林 幹穂

基本理念

私達は、心の医療を求める人々の
尊厳を重んじながら、
安息の場と適切な医療を提供し、
あわせて地域精神保健に貢献します。

個人情報の取り扱い

当院では、「患者さんの個人情報」について適切に保護し管理する事が重要だと考えています。そのために以下の個人情報保護方針を定め確実な履行に努めます。

法令等の遵守

当院は、個人情報の保護に関する法令及び内部規程を遵守し、保有する個人情報の適正な管理・利用と保護に努めます。

個人情報の取得

当院は、診療・看護及び患者さんの医療に係る範囲において個人情報を取得します。
なお、法令に定められている場合及び本人の同意がある場合を除き、個人情報を第三者から取得いたしません。

個人情報の利用目的の通知等

当院は、個人情報の利用目的について通知又は公表を行います。
なお、本人から書面に記載された個人情報を取得する場合は、利用目的を明示します。

個人情報の目的外利用の禁止

当院は、保有する個人情報を以下の場合を除き、通知又は公表している利用目的の範囲を超えて利用いたしません。

  • 患者さんの了解を得た場合
  • 個人を識別あるいは特定できない状態に加工して利用する場合
  • 法令等により提供を要求された場合

また、法令に定められている場合及び本人の同意がある場合を除き、保有する個人情報を第三者に提供しません。

個人情報の開示等

当院は、保有する個人情報について開示等(保有個人情報の利用目的の通知、保有個人情報の開示、保有個人情報の訂正、追加又は削除、保有個人情報の利用停止)を行います。
患者さんの個人情報のお問い合わせは、下記の窓口でお受けいたします。

窓口 精神保健福祉室

個人情報に関する苦情への対応

当院は、個人情報に関する苦情に対して適切かつ迅速に対処します。
苦情につきましては、下記の窓口でお受けいたします。

窓口 精神保健福祉室
(担当:原田)

平成 29年 6月 1日
特定医療法人 富尾会 桜が丘病院 院長 小林 幹穂

PAGE TOP